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明治薬科大学 様 SPAM WATCHER 導入インタビュー

 

明治35年の開校以来、100年以上の歴史を刻む中で30,000人に上る優秀な人材を送り出してきた明治薬科大学。
武蔵野の面影の残る東京都清瀬市に構えた高度な先端技術を備えた最新の教育施設を誇る。
薬剤師国家試験では、毎年高い合格率(平成17年には全国第一位)をキープしている明治薬科大学に SPAM WATCHER の導入の経緯について、図書・情報支援グループ 情報チームの皆様にインタビューを行いました。

 
インタビューでは、SPAM WATCHER(以下SW) を選択した経緯を中心にお話を伺いました。
 

----- こんにちは、本日はインタビューに快くご協力いただきありがとうございます。早速ですが、まずは皆様の普段の仕事内容を教えていただけますか。

■明治薬科大学様(以下明薬):普段の仕事は、学生と教職員に対してのパソコン周りのサポート業務です。本学の学生はノートPC必携になっており、ノートPCを使った授業が行われております。また、学内から無線LANで自由にインターネットができます。学生1,800名、教職員200名の計2,000名がサポートの対象になります。

----- それだけの人数が相手となると大変ですね。

■明薬:そうですね、ただ、学生に対しては入学時にポータルサイトやE-Mail、学内LANの認証のためのアカウント講習会を開催しており、アカウントの配布はこのアカウント講習会への参加が条件になりますので、受講後はそれほど手間はかかりません。

----- 参加しない学生にはアカウントを配布しないのですか?

■明薬:そうなります。しかし、学生の履修登録などはすべて学内のシステム上からしか受け付けませんので当然アカウントが必要なります。ですから参加しない学生はいないことになります。

----- そのほかの業務はございますか。

■明薬:はい、今話に出た学内のシステムの運用保守がメインの仕事になります。本学では、教職員による学生の成績や履修管理もすべて学内のシステムで行うなど、業務のシステム化に注力しています。このシステムに万が一がありますと大学としての機能を失ってしまいますので、システムの運用方法には神経を使っています。

----- ありがとうございます。それでは SW についてお伺いします。迷惑(スパム)メール対策の必要性を感じ始めたのはいつ頃からですか。

■明薬:2年前くらいです。きっかけは教職員からの要望です。「毎日、正常メールとスパムメールを選別するのに時間を割かれてしまうから、何とかして欲しい」と。逆に学生からの要望は一切でていません。学生と教職員のメールアドレスはサブドメインが異なるため、スパム業者のWEBサイトを巡回してメールアドレスを収集するロボットにほとんど引っかからないためと考えています。そこで今回は教職員のみの対策を考えました。

----- どういった対策を考えられましたか

■明薬:前述のとおり、ほとんどの業務をシステム化していますので、既存のネットワークに大きな影響がある対策は最初から考えていませんでした。したがって、手始めに行ったことが、既存のメールサーバですぐに利用できるフリーソフトの利用とRBL*の仕組みです。しかし、期待していた効果は得られませんでした。

RBL とは、Realtime Black List の略。RBL は一般的に使われているが登録済商標なので、正しくは DNSBL と言う。

----- それで、迷惑メール対策製品の評価検討を進められたんですね。

■明薬:既存のネットワークの都合により、透過型製品しか選択肢がございませんでした。ネットワークの運用管理をサポート頂いている NEC 様から最初に進められたのが IronPortR です。機能としては十分でしたが、値段が高かった。トレンドマイクロのASPサービスも試用してみたが、どうやっても既存ネットワークとの整合が取れなかった。

* 正確には、擬似透過型。SW はメールサーバの前に置く形のブリッジモードの導入が可能。

----- なるほど、そこで透過的に導入が可能な SPAM WATCHER を試してみることになったのですね。

■明薬:迷惑メール対策は、必ず行う必要がありましたので、無理を言って NEC 様に導入可能な製品を探してもらいました。そして、NEC 様から提案されたのが SW でした。去年の秋くらいです。

----- SPAM WATCHER の本格的な販売活動を始めたのがちょうどその頃です。

■明薬:SW は手ごろな価格でしたので、後は性能・機能面の評価次第でした。SW の評価テスト中に対抗製品として Barracuda の名前が挙がっていましたが、SW の評価は十分な結果を得られており、Barracudaを評価するには操作方法等で教職員に混乱を招くため、その時点で製品の評価選定は終わりにしました。

----- そして、SW の本格導入という運びですね。導入時に苦労されたことはございますか。

■明薬:ウイルスと違い迷惑メールは一意に定義づけが出来ない。メールを受け取る人それぞれが思う迷惑メールがある。個人個人の迷惑メールフィルタルールの管理を私たちがやることはしないと決めていたので、現場の人間ははじめは多少の苦労をしてもらうことになりましたが、徐々にその効果を実感してもらえたと見ています。

----- 極端な例えですが「迷惑メール研究家にとってはすべてのメールが正常なメールである」とも言えるので、現場の方々に「迷惑メールには万人に効く処方薬は無い」ことを知ってもらうことが導入の秘訣ですよね。

----- 今日はお忙しいところインタビューにお答えいただきありがとうございました。最後に何か一言ございますか?

■明薬:アカデミックライセンスのような割安な料金プランがあるとうれしいです。

----- なるほど、メーカーにそう伝えておきます。